肝斑(かんぱん)は、30代から40代の女性によく見られる左右対称に現れるシミで、両頬や目の下などに薄茶色く出ている色素斑です。肝斑の形は様々で隆起を伴うことはなく、色は薄褐色から褐色で、その大きさも色々です。男性には肝斑が出ている人はあまりいないようですが、肝斑で悩む熟年女性は多く、シミ治療を考えている人の多くが、肝斑の悩みを持っています。
原因は、化粧品のかぶれや不適切なマッサージ、日焼け後の二次性色素沈着の慢性化、ホルモンバランスの崩れなどではないかと言われています。肝斑の発生当初は、頬がくすんだ感じ程度で大したこともないのですが、放置しておくと大きくなるとともに、色も濃くなり、治りにくいシミとなります。肝斑の治療には、忍耐が必要です。肝斑は、紫外線により増幅するため、夏に増え、冬に減るようです。
肝斑の治療法としては、基本的にレーザー治療は効果がない上、場合によっては治療の刺激による逆効果もあるようです。内服剤では、早い場合2週間程度で効果が現れます。その他、ケミカルピーリング、ビタミンC誘導体とプラセンタのイオン導入なども効果的です。外用剤として、トレチノインとハイドロキノンの2剤併用療法などもありますが、他の記事でも書いたように、ハイドロキノンは危険な薬品なので注意してください。
